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女性の円形脱毛症は自己免疫によるもの?

円形脱毛症は、女性も男性も区別無く、また、年齢も関係なく起こります。
出来る場所も一定していないため、発症した箇所によってはかなり目立つこともあります。
最初は小さな丸い円形のハゲですが、徐々に大きくなり、頭全体に広がっていきます。
そんな円形脱毛症の主な原因は、自己免疫疾患にあると言われています。

自己免疫疾患は、自分の身体の組織を外部の異物と判別してしまい、攻撃し、そして排除する病気です。
自己免疫システムが正常に働かなくなることで起こります。
円形脱毛症の人の脱毛部分には、リンパ球が集まっており、毛根が萎縮しています。
リンパ球が、身体の一部である毛根を、免疫機能の異常により、異物だと間違えて攻撃してしまったために、髪の毛の成長を自分で止めて、円形脱毛症を引き起こしています。

円形脱毛症は女性も男性も、ともにストレスが原因で起こると言われています。
ストレスが溜まることで、自己免疫反応のバランスを崩してしまい、免疫異常を引き起こすことで、自分の組織を攻撃してしまいます。
髪の毛の毛根は、髪の毛の成長にとって大切なものではありますが、異物と勘違いして攻撃されてしまい、炎症を起こして、抜け毛が増えてしまうという訳です。
成長期の毛根が攻撃されれば、当然成長するはずの毛が休止期状態になります。

自己免疫疾患が引き起こす円形脱毛症には、いくつか種類があります。
最も多く見られる症状が単発型で、円形の脱毛が1~2箇所起こります。
これは、治療をしなくても自然に治ることもあります。
そして、頭部の数ヶ所から数十箇所に起こる症状は多発型と呼ばれます。
他にも、蛇行型や全頭型、凡発型、逆蛇行型などがあります。

いずれにせよ、円形脱毛症になった場合には、早めに病院に行って治療をするようにしましょう。
女性の場合は特に、気になると、そのことがストレスになってしまい、余計円形脱毛症を悪化させる可能性がありますので、気をつけましょう。

円形脱毛症の治療は短期間では終わらない

円形脱毛症が自己免疫疾患が原因により発症している場合には、免疫機能を抑制させるためにステロイド剤を使用した治療が必要となります。
ステロイド剤は、特に単発型円形脱毛症の場合に効果的だと言われています。
外用タイプや脱毛した部分に直接注射をする液体タイプ、そして服用するタイプがあります。

円形脱毛症の種類によって、治療方法は異なりますし、ステロイド剤は必ず医師が判断をして、服薬方法などを指導する必要がありますので、必ず病院に行くようにしましょう。
特に多発型や蛇行型など、慢性的な症状を抱えている人は、外用や局所注射、服薬など色々と組み合わせた治療を行う事があります。

女性の場合は特に、円形脱毛症になっても、恥ずかしさからなかなか病院に行かない人が殆どです。
治療は始めるのが早いほど、症状を効果的に抑えることが期待できます。
遅くなれば遅くなるほど、治療は長引いてしまい、長期間通院が必要になる可能性が出てきますので、注意が必要です。

また、日常生活では、睡眠をなるべく沢山とって、バランスの良い食生活にするなど、生活習慣の見直しが必要となります。
広範囲で治りにくい病型の場合では、女性の場合ですと、特に進学や結婚、就職などに支障をきたす事もあります。

円形脱毛症が原因で、外に出ることが出来なくなり、引きこもりになる女性もいます。
ですが、治りにくい病気であれば、早めに医師と相談をして、一緒に適切な治療方法を探していくことが大切です。
場合によっては植毛やかつらを利用するなどして、外出をしても気にならないような工夫をしてみましょう。
そしてステロイド剤は、副作用もありますので、きちんと医師にリスクを聞いてから治療を開始しましょう。